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安全・防災

賃貸住まいの防災計画:ハザードマップ確認・避難リュック・家具固定の完全ガイド

2026-04-26

賃貸住まいでも準備できる防災対策を徹底解説。ハザードマップの読み方・避難経路の確認・非常用持ち出し袋の中身・家具固定の許容範囲まで、外国人居住者も含めた実践的な防災ガイドです。

賃貸住まいの防災計画:ハザードマップ確認・避難リュック・家具固定の完全ガイド
#防災#ハザードマップ#避難リュック#地震対策#賃貸防災
森

監修: 森 信幸エムアセッツ株式会社 代表取締役 / 宅地建物取引士(宮城県 第018212号)

目次

  1. 01賃貸住まいの防災:オーナーとの役割分担
  2. 02ハザードマップの読み方
  3. 03避難リュック(非常用持ち出し袋)の中身
  4. 04家具の固定方法(賃貸で許可される範囲)
  5. 05避難場所と避難所の違い

賃貸住まいの防災:オーナーとの役割分担

賃貸物件での防災は、建物・共用部分の安全対策はオーナー・管理会社の役割、自室内の家財保護・避難準備は借主の役割というのが基本的な考え方です。

借主ができること(許可不要の範囲):

  • •家具の固定(突っ張り棒・マットタイプの家具固定器具)
  • •非常用持ち出し袋の準備
  • •ハザードマップによる避難経路の確認
  • •水・食料の備蓄

管理会社に確認すること:

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  • •避難経路(非常口・非常階段の位置)
  • •停電時のエレベーター対応
  • •建物の耐震基準(1981年以前の旧耐震基準 vs 新耐震基準)
  • ハザードマップの読み方

    ハザードマップ(hazard map)は自然災害のリスクを地図上に示したものです。国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」(disaportal.gsi.go.jp)で全国の地図を無料で確認できます。

    英語対応: 同サイトに英語版あり。「重ねるハザードマップ」では複数のリスクを同時に確認できます。

    確認すべきハザードマップの種類:

    洪水(河川氾濫)ハザードマップ:河川近くに住む場合に特に重要。浸水深(m)と浸水継続時間が表示されます。

    土砂災害ハザードマップ:山・丘の斜面近くに住む場合に確認。「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」「特別警戒区域(レッドゾーン)」に含まれている場合は注意。

    地震(揺れやすさ)マップ:地盤の固さによる揺れの増幅率を表示。埋め立て地・河川沿いは増幅しやすい。

    津波ハザードマップ:海岸・河口付近に住む場合に確認。

    確認した結果の活用: 自分の居住地・職場・通学先のリスクを把握し、避難場所(指定緊急避難場所・指定避難所)と避難経路を事前に確認しておきます。

    避難リュック(非常用持ち出し袋)の中身

    最低限の72時間(3日間)を自活できる内容を準備します。

    水: 1人1日3リットルが目安。3日分で9リットルは重いため、500ml×6〜9本を一部リュックに入れ、残りは自宅に備蓄。

    食料: 缶詰・乾パン・インスタント食品・チョコレート・ナッツ等の常温保存可能食料3日分。

    重要書類のコピー: パスポート・在留カード・住民票・健康保険証・通帳・クレジットカードの両面コピーを防水袋に入れる。オリジナルは取り出しやすい場所に保管。

    医薬品: 常備薬(処方薬は最低1週間分)・絆創膏・消毒液・解熱剤。

    モバイルバッテリー: 満充電の状態を維持。スマホ3〜5回充電できる容量(20,000mAh以上)が望ましい。

    現金: 停電時はカード・電子マネーが使えない場合あり。1万円程度の小銭含む現金を別途準備。

    その他: 懐中電灯・ホイッスル・雨具(折りたたみ傘)・着替え1セット・毛布(コンパクトなアルミブランケット)・マスク・体温計。

    外国人居住者の追加準備: 在留カードのコピー・大使館・領事館の緊急連絡先・日本語と母国語のメモ(「助けてください」「アレルギーがあります」等の簡単なフレーズ)。

    家具の固定方法(賃貸で許可される範囲)

    突っ張り棒(ポール): 天井と家具の上部の間に設置する固定方法。壁・天井に穴を開けないため賃貸でも許可不要。本棚・食器棚・冷蔵庫等の転倒防止に有効。費用:1,000〜3,000円/本。

    家具固定マット(耐震マット): 家具の脚の下に敷く粘着性のマット。床への固定に有効。退去時に剥がせるため賃貸でも安心。費用:500〜2,000円。

    L字金具(壁への固定): 壁への打ち込みが必要なため管理会社の許可が必要。退去時に穴を塞ぐ原状回復費用が発生する場合があります。

    避難場所と避難所の違い

    指定緊急避難場所: 地震・火災・洪水等の発生時に一時的に命を守るための場所(公園・学校のグラウンド等)。

    指定避難所: 自宅に帰れない場合に一定期間生活する場所(学校の体育館・公民館等)。

    お住まいの市区町村の防災マップで最寄りの緊急避難場所・避難所を確認し、実際に歩いてルートを確認しておくことを強くお勧めします。

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