日本の地震リスクを数字で把握する
地震保険の必要性を判断する前に、まず日本に住むことの地震リスクを客観的な数字で押さえる必要があります。気象庁の統計によれば、日本では震度4以上の地震が年平均約60回、震度5以上が年平均約8回、震度6以上が10年で5〜10回程度発生しています。これは世界の主要先進国と比較して圧倒的に高い頻度です。
過去30年で住宅被害を伴う大規模地震を振り返ると、阪神・淡路大震災(1995年)、新潟県中越地震(2004年)、東日本大震災(2011年)、熊本地震(2016年)、北海道胆振東部地震(2018年)、能登半島地震(2024年)と、ほぼ5年に1度のペースで「個人の生活を変える規模の被害」が発生しています。
外国人居住者のなかには、自国で地震を経験したことがなく「日本でも自分に起きるとは思えない」と感じる方が少なくありません。しかし首都直下地震・南海トラフ地震は今後30年以内の発生確率が70%超と政府機関から公表されており、東京・大阪・名古屋・福岡・仙台といった主要都市の在住者にとって、地震は「いつか必ず経験する」リスクとして位置付けるのが現実的です。
