固定費の見直しというと、家賃・通信費・光熱費を思い浮かべる方が多いですが、もう一つ見落とされがちなのが「保険料」です。賃貸生活をしている一人暮らしや二人暮らしの場合、知らないうちに必要以上の保険に加入していたり、まったく同じリスクを複数の保険で二重に補償していたりするケースが珍しくありません。保険の見直しには手間がかかるイメージがありますが、一度整理するだけで毎月数千円から1万円以上の固定費削減につながることがあります。このコラムでは、賃貸住まいの方が特に見直すべき火災保険・生命保険・スマホ保険の3つを軸に、無駄な支出を減らしながら必要な補償は確保するための具体的な手順を解説します。
賃貸生活で本当に必要な保険を整理する
まず、賃貸生活で必要な保険と、過剰になりがちな保険を整理しましょう。
火災保険(家財保険)は、賃貸契約時に加入が必須とされる保険です。管理会社や不動産仲介業者が指定する保険に入るよう案内されることが多いですが、借主には保険会社を自分で選ぶ権利があります。仲介業者が勧める保険より、自分で選んだ保険のほうが同等の補償で保険料を抑えられる場合があります。補償内容として確認すべき項目は次の3点です。



