賃貸物件の内見では、部屋の広さや収納量、日当たりといった要素にまず目が向きがちですが、入居後の生活クオリティを大きく左右するのは「水回り」の状態です。浴室・トイレ・キッチン・洗面台は毎日必ず使う設備であり、不具合や劣化があれば日々のストレスに直結します。さらに水回りのトラブルは修繕コストが高くなりやすく、場合によっては原状回復費用をめぐる争いにもつながります。この記事では、内見時に確認すべき水回りのチェックポイントを、箇所ごとに詳しく解説します。
浴室のチェックポイント——カビ・排水・設備の状態を確認する
浴室は湿気がこもりやすく、カビや水垢が発生しやすい場所です。内見時には以下の点を必ず確認しましょう。
- •壁・天井・床:隅々まで見て、黒ずみやピンク色の汚れ(バイオフィルム)がないか確認する。あれば、カビや雑菌の繁殖が進んでいる可能性がある。特にタイルの目地部分や換気扇の周辺は見落としがちなので、重点的にチェックを。
- •換気扇:実際にスイッチを入れて動作を確認し、異音がないか、風量が十分かを確かめる。換気性能が低いと、入居後もカビが繰り返し発生する。
- •排水口:ヘアキャッチャーを外して排水管の汚れを確認し、水を流して排水がスムーズかどうかも見る。詰まりがあると入居後すぐにトラブルになる。



