台風シーズン前に必ず行うべき事前準備
台風や集中豪雨による水害は、事前の備えで被害を大幅に軽減できます。賃貸住宅では建物本体の改修は難しいものの、入居者自身で実施できる対策は数多く存在します。
まずベランダの点検と整理が最優先です。植木鉢、物干し竿、収納ボックスなど飛散の恐れがある物は室内に取り込むか、頑丈に固定します。台風時に飛散した物が窓ガラスを割ったり、下階や隣家に被害を与えた場合、損害賠償責任が生じる可能性があります。
排水設備の確認も重要です。ベランダの排水口、エアコン室外機周辺の排水ドレン、玄関周辺の側溝などが落ち葉やゴミで詰まっていないかチェックしましょう。排水不良は浸水リスクを高めるだけでなく、上階からの水漏れ原因にもなります。
窓ガラスの補強では、養生テープを×印や米印に貼ることで飛散防止効果が得られます。カーテンやブラインドを閉めておくことも、万が一割れた際のガラス飛散範囲を抑える効果があります。雨戸やシャッターがある場合は必ず閉めておきましょう。
非常用品の準備として、最低3日分の飲料水・食料、懐中電灯、モバイルバッテリー、救急セット、常備薬、現金、重要書類のコピーを防水袋に入れて準備します。特に、保険証券のコピーは被害発生時の対応に不可欠です。



