日本の賃貸契約は一般的に2年間で締結されます。この期間が終了する際に行う「更新手続き」は、知っておかないと思わぬ出費やトラブルにつながることがあります。更新料・更新手数料の仕組み、契約更新時の手続きの流れ、そして更新を巡るトラブルへの対処法まで、詳しく解説します。
賃貸契約の種類を確認しよう
日本の賃貸契約には大きく分けて「普通借家契約」と「定期借家契約」の2種類があります。賃貸借契約書のチェックポイントでも詳しく解説していますが、更新にあたって改めて確認しておきましょう。
普通借家契約は、期間満了時に借主が希望すれば原則として契約を更新できる契約です。大家さん側から正当な理由なしに更新を拒否することは原則として認められていません。日本の賃貸契約の大多数がこのタイプです。
定期借家契約は、契約期間が終了した時点で契約が終了し、原則として更新がない契約です。大家さんは物件の建て替えや自己使用など特別な事情がなくても、期間終了で賃貸借関係を終了させることができます。定期借家契約の物件は、普通借家契約の物件より家賃が低めに設定されていることがありますが、住み続けられる保証がない点に注意が必要です。契約書に「定期借家契約」「定期建物賃貸借契約」と明記されているか確認しましょう。



