賃貸住民こそ防災訓練に参加すべき理由
「防災訓練は自治会や管理組合のもの」という認識から、賃貸入居者が参加をためらうケースは少なくありません。しかし実際には、災害時に命を守る行動の多くは「建物の構造と避難経路の把握」「近隣住民との顔つなぎ」「消火器・AEDの操作習熟」によって左右され、これらはまさに防災訓練でしか学べないことです。
賃貸住民は持ち家住民に比べて転居が多く、住んでいる建物の設備や避難口の位置を把握していないことが多いです。また、同じ建物の住民とほとんど顔を合わせないという環境も災害時のコミュニケーション断絶につながります。防災訓練への参加は、賃貸生活の防災上のこうした弱点を補う最もコストゼロの手段です。
マンション・アパートの防災訓練の一般的な内容
集合住宅での防災訓練は、規模や建物管理の形態によって内容が異なりますが、代表的なプログラムは以下の通りです。



