電磁波が気になる賃貸物件探し
送電線の真下や携帯電話基地局の近くにある賃貸物件を見学した際、「電磁波は体に影響があるのだろうか」と感じた経験がある方は少なくありません。家賃が相場より安い物件でも、電磁波が心配で踏み切れないというケースもあるでしょう。
この記事では、電磁波に関する科学的なコンセンサスを整理したうえで、実際に物件を選ぶ際に役立つ確認ポイントをご紹介します。
WHO・ICNIRPが示す科学的見解
電磁波の健康への影響については、世界保健機関(WHO)と国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が継続的に研究を精査しています。現時点での科学的コンセンサスは次のとおりです。
低周波電磁場(送電線など) WHOは2007年に「極低周波電磁場(ELF-EMF)と健康」に関するモノグラフを発表し、「一般の生活環境における日常的な曝露レベルでは、健康への悪影響は確認されていない」と結論づけています。日本の環境省も同様の立場をとっており、送電線から通常の居住距離(数十メートル以上)では国際ライン値を大きく下回る曝露量となっています。



