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賃貸の網戸——意外と知らない「誰が直す?」問題
夏になると窓を開けたくなりますが、網戸が破れていたり、外れたりしていると虫が入り放題になってしまいます。賃貸住宅の網戸は「誰が修理・交換の費用を負担するのか」がはっきりしないまま入居している方も多く、退去時にトラブルになるケースもあります。
まず基本的な考え方を整理しましょう。国土交通省のガイドラインでは、網戸の修理・交換費用は「経年劣化」によるものは貸主負担、入居者の不注意(破り穴・無理な取り外し・紛失)によるものは借主負担とされています。
ただし、契約書に「網戸の修繕は入居者負担」と特約で明記されている場合は、借主が負担することが法的に認められています。入居前に契約書をよく確認しておくことが大切です。
主な損傷パターンと負担の判断基準
網戸が使えなくなる原因にはいくつかのパターンがあります。それぞれの負担判断の目安を見ていきましょう。
1. 網地の経年劣化による穴・破れ 長年の使用で網が日光に当たり続けると、繊維が劣化して小さな穴が開いたり、破れたりします。これは自然劣化であり、原則として貸主(大家・管理会社)が修繕費を負担します。ただし、在住期間が短いのに破損している場合は、入居者側の扱い方の問題とみなされることもあります。



