1. 鍵の受け取りと動作確認
入居初日の最初のステップは、正確な鍵の受け取りです。管理会社や不動産会社の窓口で鍵を受け取る際、必ず以下を確認しましょう。
受け取り時の確認事項
実際に現地で鍵を差し込んで回してみて、スムーズに開け閉めできるかを確認します。鍵が固い、引っかかる、などの不具合がある場合はその場で管理会社に伝えましょう。玄関ドアの閉まり具合(ちゃんとラッチが掛かるか)も確認してください。
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入居初日の最重要作業が「現状確認と証拠の記録」です。退去時の原状回復費用トラブルの多くは、入居前からあった傷や汚れの責任を誰が負うかで発生します。この作業を怠ると、自分がつけていない傷の修繕費を請求されるリスクがあります。
記録すべき場所と内容
| 場所 | 確認ポイント |
|---|---|
| 壁・天井 | 傷、汚れ、染み、クロスの剥がれ |
| 床 | 傷、凹み、フローリングの色褪せ |
| 建具 | ドア・引き戸の傷、建て付け |
| 水回り | カビ、水垢、錆、コーキングの状態 |
| 窓・サッシ | 傷、汚れ、網戸の破れ |
写真撮影のポイント
撮影した写真は入居チェックシート(入居時確認書)に添付するか、管理会社にメールで送付して「確認済み」の返信をもらうと、後のトラブル防止に効果的です。入居チェックシートがない物件では、自分でメモ書きして管理会社へ提出する記録を残してください。
設備の不具合は、入居直後に発見すれば管理会社・オーナー負担で修繕される可能性が高くなります。時間が経つと「入居後に壊した」と判断されるリスクがあるため、初日に必ず全設備を動かして確認しましょう。
水道
ガス
電気
エアコン
給湯器
インターホン・その他
入居確認後に不具合が見つかった場合は、その日のうちに管理会社へ連絡することが原則です。
報告の方法
これらをスマートフォンに登録、または紙に書いて目立つ場所に貼っておくと安心です。
入居初日から数日以内に済ませたい行政・生活手続きも整理しておきましょう。
郵便の転送手続き 旧住所から新住所への郵便物転送は、郵便局の窓口またはWebサービス「e転居」から申請できます。転送期間は申請から1年間有効で、延長も可能です。忘れずに初日〜数日以内に手続きを行いましょう。
住民票の移動(転入届) 引っ越し後14日以内に、新住所の市区町村役場で転入届を提出する義務があります(転出証明書が必要)。これを起点に運転免許証・マイナンバーカードの住所変更も進めます。
その他の住所変更
入居初日は荷物の搬入で忙しく、細かい確認を後回しにしがちです。しかし、初日の記録と確認が退去時のトラブルを大きく左右します。以下のチェックリストを印刷して活用してください。
新居での生活をトラブルなくスタートするために、面倒でも初日の確認作業を丁寧に行うことが長い目で見て最も効率的です。不明点は遠慮なく管理会社に確認し、記録を残すことを習慣にしましょう。
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