東京での一人暮らしを検討するなら、真っ先に立ちはだかるのが「家賃をいくらに設定するか」という問題です。一般的には「手取り月収の3分の1」が家賃の目安とされてきましたが、東京の現実はもっと複雑です。年収別・エリア別にどのように予算を組み立てるべきか、具体的な数字で解説します。
年収別の推奨家賃相場
手取り月収20万円の場合、従来の「3分の1ルール」では月6万円程度が推奨家賃になります。しかし東京の現実では、この予算では限定的なエリア(足立区・江東区の一部など)に限定されてしまいます。手取り20万円であれば、現実的には月7~8万円程度までならやりくり可能と考えられます。ただし他の生活費(食費・交通費・娯楽費)が限定されるため、貯蓄が難しくなる点に注意が必要です。
手取り月収30万円の場合、「3分の1ルール」に従えば月10万円が目安です。この予算なら、新宿・渋谷といった都心部でも1Rや1Kの物件が見つかります。ただし駅まで10分以上かかる立地や、築年数が古い物件に限定されることが多いでしょう。手取り30万円の暮らしなら、月9~11万円の家賃が現実的なバランスです。
手取り月収40万円の場合、月13万円程度が「3分の1」の目安です。この予算があれば、都心の比較的新しいやが充実した物件を選択できます。麻布十番・白金台といった高級住宅地でなければ、渋谷・新宿・表参道周辺での1K・1LDK物件も視野に入ってきます。
