部屋を広く見せる家具配置の基本原則
1K・ワンルームでの暮らしやすさは、家具の配置ひとつで大きく左右されます。限られた面積であっても、置き方を少し工夫するだけで体感的な広さは驚くほど変わるものです。
動線を最優先に確保する
動線とは、日常生活のなかで人が自然に歩く経路のことです。玄関からベッドへ、ベッドからトイレへ、冷蔵庫からテーブルへ──こうした経路を家具でふさいでしまうと、ただでさえ狭い部屋がさらに窮屈に感じられます。基本ルールとして、主要な動線の幅は最低60cm、できれば80cm以上を確保しましょう。家具を壁に沿わせて配置し、部屋の中央をなるべく広く空けておくのが鉄則です。
背の低い家具で視線を通す
目線より高い家具が増えるほど、部屋には圧迫感が生まれます。ローベッド、ロータイプのチェスト、高さ70cm以下のテレビボードなど、床に近い家具を選べば視線が部屋の奥まで抜け、実際の面積以上に広く感じられます。特に玄関ドアを開けた正面に背の高い家具を置くのは避けたいところ。最初に目に飛び込んでくる景色が、部屋全体の印象を決めてしまうからです。
