同棲を始める時、新しい家具や家電を購入する方も多いと思いますが、その中でも選ぶのに苦労するのが照明です。
部屋に必要な明るさを調べても光の感じ方は人によって様々なので、実際に取り付けてみたら思っていたより暗かった…なんてことも充分にあり得ます。
今回は、私たちカップルが同棲する時に選んだ照明と、実際に取り付けてみた時の感想を写真付きでご紹介したいと思います。
これから同棲を始めるカップルや模様替えをしたいと思っているカップルの参考になれば幸いです。
照明にこだわった理由
まず私が照明にこだわった理由は、「どうせ全てを新しく購入するのなら、気に入った物だけを集めておしゃれな部屋にしたい」という思いからでした。
物は1度購入すると簡単に捨てることができません。だからこそ自分の好きなデザインの物をこだわって選びました。
それから一般家庭によくある、天井にペタッとくっ付いているシーリングライトは明る過ぎて好みじゃなかったことも理由の1つです。
照明1つで部屋全体を照らすのではなく、複数の小さな明かりで必要な場所を照らしたいと思いました。
ということで照明にこだわった理由は3つ。
- 物を大切にしたいから気に入った物だけを選びたかった
- 明る過ぎるシーリングライトは好みじゃなかった
- 複数の小さな明かりで必要な場所だけを照らしたかった
では実際に購入した照明を見ていきましょう!
リビング照明のこだわり
まずはリビングの照明からご紹介します。ご飯を食べたりテレビを見たり、2人で過ごす時間が長いリビングは、3部屋ある中でも1番照明にこだわったお部屋です。

天井にはスポットライト、テレビの横にはフロアライトを購入しました。
リビングの基本情報
- 部屋の広さ:7.6帖(6帖≒10㎡)
- 部屋の形:ほぼ正方形
- 窓:なし
- 部屋に必要な明るさ:〜8畳
【白熱電球の場合】240W〜320W
【LED電球の場合】3300〜4300lm
リビング照明は調光できる電球色がおすすめ!
私はリビング照明に調光調色できるLED電球を購入しました。しかし今はほとんど電球色しか使っていません。
ちなみに調色とは、『光の色を調節できる機能』のことです。生活スタイルや部屋の用途に合わせて寒色系から暖色系まで調整することができます。
▼こんな感じにリモコン操作で光の色が変わります。

お手軽に部屋の雰囲気を変えられるとっても便利な機能なんですけど、私はリビングで昼光色を使用する機会があまりありませんでした。
その理由は、以下の2つです。
- 昼間はほとんどリビングを使わない
- 夜はゆったり過ごしたいので電球色を使いたい
つまり電球色だけで充分。
だけど私が購入したLED電球は色温度3000K(電球色)だとオレンジすぎたので、若干調色して程よいオレンジ色にして使っています。専用のリモコンで操作できるのでとても便利です。
80W相当のLED電球は不要(個人的な意見)

次は失敗したなぁと思った電球選びについてです。
テレビ横のフロアライトとスポットライトの左側が80W相当、スポットライトの中央と右側が60W相当のLED電球を使っているのですが、見て分かる通り、80W相当の光量がすごいんです…
光量MAXだと眩し過ぎて直視できないので、普段は大体半分くらいの光量に調節して使っています。LED電球は普通の白熱電球よりもお高いので、簡単に買い替えられません…
リビングは4個全て60W相当で良かったなぁと思います。
60W相当の電球の明るさは、1個で810lmなので、4個で3240lm。
8畳ほどの部屋に必要だと言われている明るさの3300〜4300lmには若干足りませんが、私は明るすぎるよりは暗めの方が落ち着くので充分だと思いました。
▼これはスポットライトだけを点けた時の写真です。(80W相当×1、60W相当×1)

▼これはフロアライトだけを点けた時の写真です。(80W相当×1のみ)

使用した照明器具
リビングで使用している照明器具をご紹介します。
大昔に一目惚れして、どうしても忘れられなかったハモサのフロアライト。レトロな色合いがたまらなく可愛いです。電球は付属しますが、リモコンで操作したかったので別で購入したLED電球を取り付けました。

部屋がそこまで広くないので、あまり存在感がないスポットライトを探していました。このスポットライトは小ぶりなサイズ感で、飽きのこないシンプルなデザインがお気に入りです。

ダクトレールは100cmの黒を購入しました。

専用のリモコンで操作できるLED電球です。調光と調色ができます。
寝室照明のこだわり
次に寝室照明です!
寝室はリラックスできる空間にしたかったので、あえて暗めの照明にしました。
寝室の基本情報
- 部屋の広さ:6.1帖(6帖≒10㎡)
- 部屋の形:長方形(約305m×263m)
- 窓:庭に繋がる掃き出し窓がある
- 部屋に必要な明るさ:〜6畳
【白熱電球の場合】180W〜240W
【LED電球の場合】2700〜3700lm
寝室照明は声で操作できる『スマートLED電球』がおすすめ!

寝室は、寝る時に電気を消す手間をなくしたかったので、電球を声で操作できる『スマートLED電球』という物を選んでみました。
写真は昼間ですが、遮光カーテンにしているので電気をつけていないと部屋は真っ暗です。
電球の明るさは最大で30W相当しかありませんが、暗すぎると感じたことは今のところありません。

この電球は、専用のアプリで設定すると、iPhoneに向かって「Hey Siri、寝室の電気消して」と言うだけで部屋の電気をオフにしてくれます。
他にも「明るくして」や「電気つけて」なども登録しておくと便利です。アレクサやGoogle Homeでも操作ができます。
見た目もレトロで可愛いですよね。
暗いのでクローゼットには別で照明が必要
寝室の明るさは30W相当で充分だと言いましたが、クローゼットの中までは明るさが届きませんでした。これだと洋服が選びづらいです…

そこで2個セットで安く売られていた電池式のセンサーライトを購入しました。写真ではわかりづらいですが電球色です。
これでクローゼットを開けた時だけ中を照らしてくれるようになりました。
使用した照明器具
寝室で使用している照明器具をご紹介します。天井の照明器具はIKEAで購入した物です。
Google Homeやスマホで操作できるスマートLED電球です。かなり暗めの電球なので寝室におすすめです。
クローゼットの中が暗くて洋服を選びづらかったので、人感センサーライトを購入しました。とても便利です。
仕事部屋の照明のこだわり
最後に仕事部屋の照明をご紹介します。昼間は私が仕事部屋として使っていますが、夜は2人でゲームをする趣味部屋になります。
しかし、このお部屋の照明は未完成で、改善しなければいけない点があります…
仕事部屋の基本情報
- 部屋の広さ:5.9帖(6帖≒10㎡)
- 部屋の形:長方形(約305m×252m)
- 窓:庭に繋がる掃き出し窓がある
- 部屋に必要な明るさ:〜6畳
【白熱電球の場合】180W〜240W
【LED電球の場合】2700〜3700lm
暗すぎて…照明を変更予定

今のところ、天井には寝室と同じスマートLED電球(30W相当)を取り付けていますが、これだけだと暗すぎて目が悪くなりそうです。昼間だと付いているかもわからないレベル…

あまりに暗すぎて仕事に支障が出るのでフロアライト(60W相当)も購入しましたが、こちらは逆に光量が強すぎて目がチカチカしました。

ということでどちらとも再購入を検討しているのですが、天井には60W相当2つ、フロアライトには40W相当の電球を取り付けたいと考えています。天井のペンダントライトは彼の身長が高すぎて頭にコツコツ当たっているので、照明器具ごと変えたいと思っています。
それから仕事中は昼光色、ゲーム中は電球色を使いたいので調光機能も欲しいです。
また改善できたらご報告させていただきますね!
使用した照明器具
仕事部屋で使用している照明器具をご紹介します。
おしゃれな照明器具は1万円超えも珍しくないですが、こちらのフロアライトは5,000円くらいで安く買えました。電球は60W相当のLED電球を取り付けましたが、そばに置くと眩しく感じる時があるので40W相当でも充分だと思います。
私が購入した時はブロンズ以外売り切れでした。ネジ式のスイッチがとても可愛いです。電球は「エジソンバルブLEDスマート」を取り付けました。
Google Homeやスマホで操作できるスマートLED電球です。かなり暗めの電球なので寝室におすすめです。
まとめ:これから改善したいところ
それぞれの部屋に必要な明るさや機能を調べて購入しましたが、完全に納得できるような照明にはできませんでした。
やはり電球は取り付けてみないとその明るさや色が想像しづらいですね。
LED電球は決して安くはないので改善するためにはある程度の資金が必要になり、少し躊躇してしまう方も多いと思います。
しかし照明が変わるだけで部屋の雰囲気はグッとおしゃれになるので、少しずつ理想の照明に近づけていきたいです。
- リビングは4個全て60W相当の電球に揃えたい
- 寝室は雰囲気の出るフロアライトを置きたい
- 仕事部屋は天井の照明器具からまるっと変えたい