
普段、何気なく発した一言で相手の態度が変わったことはありませんか?
もし心当たりがなければ、無意識のうちに悪い口癖を使っているのかもしれません。
言葉は思っている以上に影響力があり、ちょっとした言葉でその場の空気を明るくしたり、元気にしたりすることができます。
なぜか2人の会話で雰囲気が悪くなってしまうという方は、いつもの口癖をちょっと変えてみてはいかがでしょうか。
今回は、2人の関係がうまくいくような良い口癖と控えた方がいい悪い口癖をご紹介します。
使うだけで元気になる良い口癖
「よし、やるか」
何かやるべきことがあるのに重たい腰が持ち上がらない時、やる気がなくても「よし、やるか!」と声を出してみてください。その言葉を聞いた相手もつられてやる気が出てくるかもしれません。
どうせいつかやるんだったら、やる・やらないで悩んでいる時間がもったいないですよね。
「一緒に」
1人でやるとつまらないことも、2人でやれば面白い。掃除や洗濯もゲーム感覚でやればあっという間に終わります。
2人はチーム。どんな問題も一緒に解決していきましょう。
「なんとかなる」
どんなに大きな壁にぶち当たったとしても、大抵のことはそこまで重大じゃなかったりするものです。
もし現状すぐに解決できない問題があったとしても、楽観的に「なんとかなる」と考えてあまり深刻に考えすぎないようにしましょう。
「次にいこう」
失敗を恐れていては何も行動できません。また、クヨクヨ悩んでいても前進することはありません。
「やってしまった」と思っても、反省するのは一瞬にして、気持ちを次に切り替えていきましょう。
「ありがとう」
相手の行動に対して感謝の気持ちを伝えましょう。大袈裟かもしれませんが、「ありがとう」の一言が2人の関係を育んでくれます。
「ありがとう」の他にも「助かった」「感謝してる」など様々な言い方があります。
最初は照れ臭いですが日頃から「ありがとう」と言うことを習慣にして、相手の気遣いや行為に対して感謝を伝えるようにしましょう。
控えた方がいい悪い口癖
「めんどくさい」
息を吐くようにこの言葉を言っている人は要注意です。
「めんどくさい」という言葉は、聞くだけで周囲をイライラと不快な気持ちにさせるほどの威力を持っています。
そして「めんどくさい」と口にするたびに自分の行動を制限し、努力することができなくなるのです。
「疲れた」
目標を持って仕事をしていても、人は必ず疲れます。疲れた時に「疲れた」と言うこと自体は決して悪いことではありません。
ですが、「疲れた」という言葉を聞くと人は「やる気がない」「覇気がない」などネガティブな印象を持ってしまいます。おそらく疲れたことをアピールしても得をすることはないでしょう。
そのため、あまり人前では言わないようにして、もし疲れていることを伝えたい場合は「今日は疲れたから早めに寝ていい?」など理由として使うといいでしょう。
「でも」
相手との会話の前に必ず「でも」をつけてしまっていませんか?例え無意識だとしても、相手は自分の話を否定されているような気持ちになります。
それから「でも」の後に言い訳をしていると、自分の非を認められない扱いづらい人という印象を与えてしまいます。
普段から口癖として言ってしまう人は、代わりに「そっか」「そうだね」という肯定する言葉に置き換えてみましょう。
「しなきゃいけない」
「しなきゃいけない」という口癖は、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、と無意識に自分を追い詰める言葉です。「しなきゃいけない」と思うと何だか焦ったような気持ちになりますよね。
それらを全部、「したい」に置き換えてみてください。
「料理しなきゃ」を「お腹がすいたから料理したい」、「お風呂に入らなきゃ」を「汚れたからお風呂に入りたい」。それだけで「しなきゃいけない」という言葉に追われることがなくなりますよ。