
結婚をする前に同棲をしたいと考えるカップルは多いですが、これは「同棲をして本当に結婚してもいい相手か見極めたいから」という理由が大きいようです。
結婚を前提に同棲をしたのに別れてしまうカップルも「結婚後に別れるよりはマシ」と考える人がほとんどで、同棲をしたからといって結婚まで行けるとは限らないのです。
しかし、同棲をすることで相手の良いところに気付くことも多く、それをきっかけに結婚を考え始めたというカップルも少なくありません。
今回は、実際に私が彼に幻滅されないよう日頃から気をつけていることをご紹介させていただきます。
お互いがお互いのために努力すること
同棲後に「だらしない姿を見てがっかりした」という意見をよく聞きます。
「ありのままの姿を愛して欲しい」という気持ちも大切ですが、「面倒だからお風呂に入らない」「料理はできない」「掃除も苦手」というデートでは見えなかった部分を見ることで愛情が冷めてしまう人もいるようです。
同棲期間が長くなるとつい気が緩んで何事も適当にやってしまいがちですが、お互いに恋愛感情を失わせないためにも努力し続けることが必要だと思います。
私は家から出ない時でも、寝癖でボサボサ・ノーメイク・パジャマのままではいないように気をつけています。(たま〜にサボっちゃう時もありますが…)
特別なデートをすること
同棲前は一緒に出かけることが楽しかったのに、同棲生活をすると「毎日一緒にいるから」とわざわざ外へ出かける必要性を感じなくなり、一緒に出かける機会がぐんと減ってしまいます。やっと重い腰を上げても、近くのスーパーやショッピングセンターにいく程度…。
たまには特別なデートで2人の気分を盛り上げましょう。
同棲する前に行っていたようなドキドキワクワクできる場所へ行けば、日頃のマンネリ化した関係も付き合いたての頃のように復活するかもしれません。
愛情と感謝の気持ちを伝えること
「好きだよ」という愛情表現や「ありがとう」という感謝の気持ち、きちんと相手に伝わっていますか?
同棲をするとわざわざ口に出して言うことが恥ずかしいと思う人もいるかもしれませんが、日頃から言葉にしておくと良好な関係が築きやすいものです。
「好きだよ」や「ありがとう」も言い方を変えて、「(家事)やってくれたの?すごい助かる!」とか「今日なんかすごいかっこいいね…!」みたいな感じで言われた相手も嬉しくなるような言葉で伝えると良いと思います。
コミュニケーションを大切にすること
同棲中の喧嘩の原因は、コミュニケーション不足であることが考えられます。
- なんだかテンションが上がらなくて憂鬱な日は「今日はなんだか調子が悪いから早めに寝るね」と前もって伝える。
- 相手に改善して欲しい部分があるときは「ここはもう少しこうして欲しい」と優しく伝える。
- 自分が悪いことをしてしまったと思ったらすぐに謝る。
何も言わず「察して」状態はいけません。2人とも大人なら何も言わず不機嫌になるなんてことはせず、コミュニケーションをしっかり取ってお互い居心地のいい環境を作りましょう。
羞恥心を忘れないこと
同棲して慣れてきたからといって、お風呂上がりに裸のままウロウロしていませんか?テレビを見る時に下品な笑い方になっていませんか?
心を許した相手だからこそ素の自分を見せてしまうものですが、行き過ぎた行動はパートナーに異性として意識されなくなってしまう可能性があります。ずっとラブラブでいるためにも、あまりガサツな態度は取らないよう気をつけましょう。
お互いの行動を縛らないこと
お互いが中心の生活になってしまうこと全てが悪いわけではありませんが、「彼がいないと生きていけない」という状態が良いとは言えません。相手によってはそれがプレッシャーに感じることもあります。
もしパートナーが友達と遊びに出かけてしまった時に、「何もやることがない…」なんてことにならないためにも、自分の好きなことを見つける努力をしましょう。
無意識のうちに相手の行動を縛りつけている可能性もあるので、あえて自分の時間を持ち、相手も自由に行動できるような時間を作れると良いでしょう。
些細なことは気にしないこと
「電気が付けっぱなしだった」「グラスが使ったまま放置されていた」などという些細なことは気にし過ぎない方が無駄なイライラを抑えられます。
もちろん、チリも積もれば…で爆発してしまいそうならすぐに改善してもらうよう伝えた方が良いですが、たまにある程度のことなら気にしない方が良いこともあります。
もし自分がついうっかり忘れてしまった時に目敏く注意されたら少し嫌な気持ちになりますよね。余裕があれば代わりにしてあげたり、余裕がなければ見なかったふりをすると良いでしょう。
節約しすぎないこと
同棲をする目的として、「貯金したいから」という理由で一緒に暮らし始めたというカップルも少なくありません。
もちろん節約をすること自体は良いことなのですが、まずは2人でどれくらい節約をしたいと考えているか話し合う必要があります。
節約は無駄や浪費を防ぐこと。必要な物なのにお金を出し惜しんでいると、「ケチだな」と思われてしまうかもしれません。生活に必要な物や時間を節約できる物なら買うなど、メリハリをつけてお金を使うようにすると良いでしょう。
お互いに求めすぎないこと
あれをして欲しい、これをして欲しいと求め過ぎてしまうことはあまり良いこととは言えません。
期待をし過ぎるとそれが叶わなかった時にがっかりしてしまい、相手もプレッシャーを感じてしまいます。
それよりは、何かをしてくれた時にたくさん感謝して、相手がまたやろうと思えるような環境作りをした方が良いでしょう。
お互いの意見を尊重すること
同棲して一緒に生活をしていると、「私だったらこうするのに」と思うことがあると思います。洗濯物のたたみ方、食器の洗い方、料理の仕方、ゴミの捨て方など、言い出すとキリがありません。
でもそれはお互いに育った環境が違うのだから当たり前のこと。「こうした方が良いんじゃない?」というのはあなたの意見で、「俺はこうしたい」というのは彼の意見。どちらも間違ってはいません。
話し合って解決するのも良いですが、意見が分かれたと思ったら自分が正しいと思わずに、お互いの意見を尊重し合うようにしましょう。